フラウンホーファー通信研究所、ハインリッヒ・ヘルツ研究所にようこそ

当研究所は、情報技術分野におけるえり抜きの研究開発パートナーです。

 

所長からのご挨拶

ハインリッヒ・ヘルツ通信技術研究所(以下:HHI)は、将来のデジタル社会に向けたイノベーションを研究開発の最重要課題として取り組んでいます。HHIは、モバイル/光通信ネットワークやシステム、さらには、映像信号処理と符号化技術の分野で世界を牽引しています。

世界各国の研究、産業分野のパートナー達と連携し、通信の基礎研究からプロトタイプの開発、ソリューションに至るまで、通信のあらゆる工程に携わっています。また、産業分野のパートナーとして、情報通信技術の規格の策定、新たな応用の開発に取り組んでいます。

「通信ネットワークやデータ処理システムは、現代の社会や産業にとって不可欠なインフラの一つです。HHIでは、フレキシブルかつスケーラブルなソリューションを追求し、デジタル化処理を具現化することで、現時点では想像もつかない応用を可能にします。現在、インターネット上を毎秒流れる情報には、HHIが開発した光部品が使用されています。さらには、10億台以上のデバイスにもHHIが共同開発した符号化技術が採用されています。未来をこの手で設計する。これが、常に私たちの原動力となっています。」

Prof. Dr. Martin Schell
Prof. Dr. Thomas Wiegand
フラウンホーファー
エグゼクティブ・ディレクター

デジタルの未来に向けたイノベーション

最先端の通信システムと、デジタルメディアおよびデジタルサービスの提供という、2つの分野におけるデジタルの未来に向けた革新が、ハインリッヒ・ヘルツ研究所が行っている研究開発業務の中心です。当研究所では、情報技術に関する標準を開発することと、産業界との密接なパートナーシップによって開発された新製品の新たな応用分野を明示することに、等しく重点を置いています。

ハインリッヒ・ヘルツ研究所が焦点を当てている中核的な専門分野は以下のとおりです。

  • 電子画像処理およびインタラクティブメディア
  • ブロードバンド通信ネットワーク
  • 光通信のコンポーネント、ネットワーク、およびシステム
  • ファイバー用センサーおよびセンサー・システム

最先端の通信システムと、デジタルメディアおよびデジタルサービスの提供という、2つの分野におけるデジタルの未来に向けた革新が、ハインリッヒ・ヘルツ研究所が行っている研究開発業務の中心です。当研究所では、情報技術に関する標準を開発することと、産業界との密接なパートナーシップによって開発された新製品の新たな応用分野を明示することに、等しく重点を置いています。

事業部

Übersicht

フォトニクス・ネットワーク&システム事業部

本事業部は、組織内、アクセス、大都市圏、広域、衛星通信ネットワークにおける高性能光伝送システムの活用について研究を行っています。容量増加、セキュリティ向上、エネルギー効率向上に取り組んでいます。

フォトニクス部品事業部

本事業部は、光電子半導体部品とデータ伝送用の光集積回路を開発しています。また、産業利用、医療利用のための赤外線センサーシステム、テラヘルツ分光法、高性能半導体レーザーにも取り組んでいます。

光ファイバー・センサー・システム事業部

本事業部は、早期の危険検出、エネルギー管理、ロボティクス、医療技術のための計測制御システムで使用する、これまでにないフォトニックセンサーの研究を行っています。センサーは、極小化、最高の通信、ネットワーク容量、高いエネルギー効率を特徴としています。

ワイヤレス通信&ネットワーク事業部

主な研究分野は無線式情報伝送です。無線システムの理論と技術的実現可能性に貢献し、ハードウェアの試作品を開発します。この研究活動は、リンクとシステムレベルでの科学的研究、シミュレーション、評価によって補完されています。

映像通信&アプリケーション事業部

本事業部は、主に画像信号と映像信号の符号化、移送、保管、処理に関する効率的なアルゴリズムの研究開発に取り組んでいます。さらに、さまざまな応用に向けた新規コーディングと伝送技術のメリットと可能性を明らかにする開発と実行展開にも注力しています。

ビジョン&イメージング技術事業部

本事業部の研究分野は、複雑な二次元または三次元の分析方法および合成方法、コンピューターによる画像認識、革新的なカメラ、センサー、ディスプレイ、投影システムです。コンテンツ制作から再生までの一連の映像処理全体について研究を行っています。

人工知能事業部

本事業部は、マルチメディアと医療信号処理におけるさまざまな応用のための高性能で解釈可能な効率の良いディープラーニング・アルゴリズムを開発しています。主な研究テーマは、説明可能な信頼できる人工知能(AI)、フェデレーテッド・ラーニング(連合学習)、ニューラルネットワーク(神経回路網)の圧縮です。

お問い合わせ

 

ナワビ・ファヒム Fahim Nawabi

フラウンホーファHHI, 日本代表

電話 090-4077-7609

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